ROPPONGIDORI 2DAY INTERNSHIP PROGRAM 2021F

◇実施概要

六本木通り特許事務所は、スタートアップの知財に関心をもつ弁理士・弁理士志望者(弁護士・弁護士志望者も可)を対象に2日間の短期インターンシッププログラムを開催します。未来を変えていくスタートアップの知財を最先端実務で支える六本木通り特許事務所の業務を通じて、スタートアップを支援する魅力に触れていただくことができます。
※知財のうち、エンタメ及びバイオは当所で取り扱っていないため、対象外となります。

名称
ROPPONGIDORI 2DAY INTERSHIP PROGRAM 2021F

実施日程
2021年10月中旬~12月中旬の間の2日間

場所
当所(東京都港区六本木)※顧客のオフィスを訪問する場合があります

時間
10:00-18:30(予定)※新型コロナの状況に応じて懇親会を開催する可能性があります

待遇
日当1万円(税込)

応募資格
弁理士・弁理士志望者(弁護士・弁護士志望者も可)

募集人数
若干名

◇DAY1の予定

10:00 オリエンテーション
スタートアップを顧客とする上で必要な姿勢・能力についてお話します

11:30 案件説明
執務体験をしていただく案件について説明します

12:15 ランチ@六本木ヒルズ近隣
※新型コロナの状況に応じてランチをご一緒します

13:30 案件検討
商標・意匠又は特許の審査対応、他社との紛争又は交渉対応等に必要な補助業務を依頼します

15:00 フィードバック

15:30 案件検討継続

16:30 顧客とのミーティング同席
スタートアップの新たなビジネスについてのミーティングに同席いただきます

17:30 DAY2に向けて
DAY1の体験を振り返るとともに、DAY2の執務体験の内容についてご相談します

◇応募方法

締切
2021年10月4日月曜日13:00まで

応募書類
履歴書・職務経歴書(就労経験のない方は不要)・スタートアップの知財支援に対するご関心(500文字)

応募先
応募書類を recruit.2021@roppp.jp までPDF形式にてご送付ください ※応募の事実・応募書類の内容について秘密を厳守します

選考結果
2021年10月11日までに応募時のメールアドレスにご連絡いたします

プライバシーポリシー

「知財戦略」の終わり、スタートアップに求められる本当の知財

考えてみてほしい。

「戦略」とは、たとえば「特定の組織が何らかの目的を達成するための道筋」である(「経営戦略」をいかに定義するか、琴坂将広、DIAMONDハーバード・ビジネス・レビューWEB記事、2016年12月2日)。であれば、目的なき戦略が迷走することは明らかである。「知財戦略」についても変わるところはない。

「知財戦略について相談したい」という問い合わせをよく受ける。「知財戦略」という言葉は、なぜか知財についての戦略がそれ単体で立案し得るものであるという印象を与えるらしい。しかし、組織として達成すべき目的が定まらなければ知財への取り組みに道筋をつけることはできない。そして、組織としての目的は、より上位の経営戦略として決定されるべきものだ。

特にスタートアップは、日々変化する環境に戦略を適合させていく。知財への取り組みは、こうした変わりゆく経営戦略の中に位置づけられるべきものであるものの、戦略を強く意識しなければ、戦略からの乖離が容易に生じる。

発想を逆転させなければならない。知財についての戦略ではなく戦略が知財の前に来なければならない。

「知財戦略」はもう終わりにしよう。

あえて言うならば「戦略知財」「戦略的知財」(strategic IP)といった言葉をつかいたい。「経営戦略の中に位置づけられた知財への取り組み」といった程度の意味だ。知財をそれ単体で存在するものではなく、あくまで経営戦略に従属してその目的達成に寄与する手段として位置付ける。たとえば、「知財」を安易な模倣を抑止する権利の総称と解し、経営戦略上重視すべき知財のポイントが定まったら、その実現を目的としていわゆる「知財戦略」を立案することはあるであろう。しかし、経営の視点からすれば、目的達成に向けた道筋の詳細であって、いわば個々の戦術の遂行であり、戦略という言葉を用いるにふさわしいものではない。戦略は目的に向かう道筋を羅針盤として指し示すものであり、知財自体は経営戦略ではない。とはいえ経営戦略の道筋から外れて成り立つものでもない。

知財戦略か戦略知財か。些細な問題に聞こえるかもしれない。ただ、知財戦略という言葉を否定することで、少なくともこの言葉に謙抑的であることでスタートアップの知財は一段水準が高まる。そう考えている。