2016年に資金調達をしたスタートアップの商標出願動向

2016年に1億円以上の資金調達をしたスタートアップの商標出願動向です。2019年1年15日までに公開されたものが対象です。

商標出願ランキング_2016_201901152018年に上場したメルカリが合計80件の圧倒的な出願数です。「メルカリ」というアプリ名のほか、「メルペイ」「メルカリ便」「メルカリファンド」「メルカリストア」「マルシェ」「merloan」「merlending」「mercard」など未発表のものを含め、さまざまな新サービスのネーミングが出願されています。

2位のビズリーチは43件です。「BizReach」は当然として「キャリトレ」「HRMOS」、そして「プロリクルーター」「ダイレクトリクルーティング」「ダイレクトM&A」「Inside Sales Conference」など、サービス名にとどまらず独自のコンセプトと見受けられるネーミングが出願対象となっています。

3位以下も二桁億円以上の調達までステージを進めている企業による10件を超える商標登録出願が続きます。

メルカリに80のサービスがないように、出願された商標のすべてがすぐにサービスとして立ち上がるわけではありません。しかし、費用を要する出願というステップの前にそれ以上の数の案が検討されていることを考えれば、商標出願の件数は、新たなサービスを世に問う前の社内での検討の深さを表していると評価できます。

2016年に資金調達しているのに載っていない、こんな分析が見てみたいなどありましたら、是非コメントをいただけたら。

参考 2015年に資金調達をしたスタートアップの特許出願動向

六本木通りメンタリングデー

2019年1月よりシードステージのスタートアップを対象にご相談をお受けするメンタリングデーを設けます。

事業プランをお伺いして、知財の観点で考慮しておくべきこと、理解しておくべきことをフィードバックします。商標について、後手に回って解決に小さくない額の出費が避けられなくなることが少なからずあります。特許について、知っていたら良い特許出願をすることができたのに単に知らなかったからそれが不可能になっていることがあります。

特許については、状況によっては今、集中的な取り組みを始めることが事業の成長に大きく寄与することもあります。しかしながら、十分な取り組みを行うことがシードステージのリソースでは困難であることが多く、また、会社の状況について十分な情報が得られないことにより、最適な提案をし切れないことがあります。そこで、お互いに特許への集中的な取り組みの意味合いのコンセンサスが取れることを条件に少額出資の上、一株主として、出資後1年間特許出願等の知財支援をハンズオンで行います(実費のみ出資先負担)。

これまでいくつものスタートアップがシードステージから立ち上がっていく瞬間に立ち会ってきました。もっと出来た、というのが実感です。

専門家として、事業を理解した上での知財支援を客観的に行いつつ、一個人として、事業に一歩踏み込み、知財の事業成長への貢献をより大きなものとしていきたいと考えています。ご連絡お待ちしております。

プライバシーポリシー

追記:「メンタリングデー」は2019年10月より「オフィスアワー」に一本化いたします。