2017年に資金調達をしたスタートアップの商標出願動向

2017年に1億円以上の資金調達をしたスタートアップの商標出願動向です。2019年9年13日までに公開されたものが対象です。

商標出願動向_2017_公開日20190913まで

FiNCが合計77件の圧倒的な出願数です。社名「FiNC」、サービス名「ダイエット家庭教師」のほか、「ウェルネスマイレージ」「リバウンド割」「フィットネス大学」「ウェルネス家庭教師」「マインドフルヨガ」「美トレ」など未発表のものを含め、さまざまな新サービスのネーミングが出願されています。「PLAY BEAUTY」というタグラインの出願もなされています。

2位のPreferred Networksは38件です。社名及びその略称のほか、「Chainer」「CUPY」などのPFNが提供するオープンソースソフトウェアなどのソフトウェア名、それから各ソフトウェアのロゴなどがさまざまなバリエーションで出願されています

3位のZMPは37件で、社名、サービス名のほかに「A.I.TAXI」「ラブタクシー」など独自のコンセプトと見受けられるネーミングが出願対象となっています。

独自のコンセプトと見受けられるネーミングを積極的に出願していく姿勢は4位のリンクアンドモチベーションによる「戦略人事」「モチベーションインデックス」「モチベーションエンジニアリング」、5位のSALES ROBOTICSによる「LEAD HUNTER」「SALES TECH」「インサイドセールスオートメーション」などにも見られます。

2017年に資金調達しているのに載っていない、こんな分析が見てみたいなどありましたら、是非コメントをいただけたら。